SERVICE
2019.08.08
金沢屋にSalesforceを導入しました
2020年のオリンピック・パラリンピックを控えた東京駅前では、
パラリンピック開催までのカウントダウンのモニュメントが設置されています。
その後方に見えるのが[JPタワー]。
この度、弊社の運営する全国各地の襖・障子・網戸の張替職人ネットワーク【金沢屋】で、JPタワー内に本社を構えるセールスフォースドットコム社の[Salesforce]を導入致しました。
弊社とも非常に近く、お互いに行き来しながらの打ち合わせとテスト期間を経て、全国の金沢屋各店舗へのSalesforce導入に至りました。
Salesforceとは?
Salesforceは企業(店舗)とお客様を繋ぐ、統合型CRMプラットフォームです。
CRMとは、「Customer Relationship Management」の略で、顧客管理マネジメント、関係性マネジメントを指します。
現在では多くのCRMツールと呼ばれるものが存在していますが、Salesforceでは様々なツールと連携が可能です。
金沢屋では主に張替えを希望されるお客様をメインに、加盟店の職人が使用しています。
実際のSalesforce運用例
お客様管理
チラシでの集客がメインの金沢屋では、毎日のようにお客様からの張替え依頼があります。
その多くは電話でのお問い合わせで、紙にメモを取りながらお客様の情報をメモしていました。
現在では、お客様の情報をシステム内で管理していますので、
・新規のお客様かどうか
・前回のご依頼内容
・住所、電話番号などの情報
・その他お客様の困りごと
など、様々な情報を検索することが可能です。
お客様との信頼が第一のお仕事ですので、
「この前言ったんだけど。。。」
「もしかして忘れてる?」
といった問題を徹底的に排除しました。
お伺い時
お客様だけではなく、お客様のご依頼ごとに情報を管理していますので、
建具の状態や、ご自宅の情報などをすぐに呼び出すことが出来ます。
こちらは実際の画面です。
お客様のご要望をメモすることが可能ですので、
「初回は襖の張替えだった」
「特殊な障子の形をしている」
等をメモしていきます。
職人の「伝え忘れ」を防止し、お客様の満足度向上につなげています。
作業時
実際の作業時にもSalesforceは力を発揮します。
日々の運営では、店舗にお客様の襖や障子や網戸が多く保管されています。
保管している建具を管理するのはもちろんですが、納品時期をシステムで管理することによって、作業効率が飛躍的に上がります。
結果として、通常より早いタイミングでお客様に納品出来たり、納品までの時間を長くとることでサービスの向上につながります。
Salesforceをフルに活用している店舗では、このようにPC画面を見ながら日々作業のスケジュールを組んでいます。
実際に使ってみて・・・
Salesforce導入自体は弊社にとっても大きな決断でした。
古くから伝わる日本の文化と、最新技術の融合。
「まずはお客様に喜んでいただくこと」
これが弊社の基となる言葉です。
お客様のご要望に応えるべく、これからも弊社では新たな取り組みを続けていきます。